発達障害のこどもたちの肯定力

「発達障害」の子どもたちにとって、一般社会の中での暮らしというというものは、簡単ではない事が多くあるそうです。

「発達障害」をもつ子どもたちは、生活や学習に「苦手」が多い子どもたちなのです。特に、集団生活の中では、周囲との差が目立ってしまい、「いじめ」や「偏見」の的とされてしまう可能性が出てきます。

子どもたちが、自分の身を守る術を身に付ける前に、社会的な差別を受けてしまうと、その後の成長過程にも影響が出てくる可能性があります。

 

そのような中で、「発達障害」をもった子どもたちの味方になる周囲の存在は大切な導きとなります。どんな環境、どんな社会環境の中に居ても、「自分を肯定できる力」というものを育む事が重要です。

「自己肯定」などと呼ばれる、自分に尊厳の意をもつという考えは、多少の困難な状況においても、そこに解決策を導く意志をもたらすでしょう。

「発達障害」をもつ子どもたちは、幼い頃から、社会的な集団生活の中で、「できない子」「遅い子」「ダメな子」などというような、レッテルを張られがちな特徴をみせます。そのような周囲からの扱いが、知らぬ間に、子どもたちの個人的な尊厳を傷つけてしまっている可能性もあるのです。

「発達障害」をもつ子どもたちは、頑張りや努力によって、その発達の障害を無きものにできる訳ではないのです。子どもたちの発達の偏りは、周囲からみると、簡単な事柄につまずきをみせたり、苦手な要素になると、おかしな行動を取るかもしれませんが、「しつけ」や「教育」で解決するような「つまずき」ではないという事を、まず、周囲が理解していかなくてはなりません。

そこから、こどもたち本人も、「僕、私は、こんな事が苦手なんだな」という、個人特有のクセを認識させる事で、自分自身を肯定する事につながり、社会生活におけるトラブルに対応する為の、自分なりの解決策に気づく事につながっていくのです。